1951-03-29 第10回国会 参議院 本会議 第33号
その一つは、この改正案によつて廃止せられるところの国立健康保險療養所は、千葉市内にあるもの一カ所だけであつて、これは社会保險の被保險者及び被扶養者の結核患者の療養施設でありまするが、今日ではこの種の療養施設は都道府県その他民間の団体経営のものが漸次全国に普及して参つておるので、政府は、国立のものを一カ所だけを置く必要はない、これを厚生省の外郭団体であるところの社会保險協会で経営させることが至当と考えておるのであるから
その一つは、この改正案によつて廃止せられるところの国立健康保險療養所は、千葉市内にあるもの一カ所だけであつて、これは社会保險の被保險者及び被扶養者の結核患者の療養施設でありまするが、今日ではこの種の療養施設は都道府県その他民間の団体経営のものが漸次全国に普及して参つておるので、政府は、国立のものを一カ所だけを置く必要はない、これを厚生省の外郭団体であるところの社会保險協会で経営させることが至当と考えておるのであるから
それから今の千葉の療養所をそのまま置いておいたらどうかという御親切な御意見でございますが、先ほど申上げましたように、健康保險関係の病院が全国に数多あるわけでございますが、これは社会保險協会で運営しているわけでございまして、そちらでも結核の関係のことは相当やつているし、それから千葉の健康保險の国立の療養所もやつておる。
○カニエ邦彦君 社会保險協会というものの実体をはつきり掴んでいないので、ちよつとわかりにくいのでありますが、どうもそういつたところに持つて行くよりは、やはり国立療養所として置いたほうがいいのじやないかという気がするのですが、と申しますのは、外郭団体というものでは大変いろいろなトラブルが起きるようなことがあると思うのですが、まあその一例として言いますと、しばしばこの委員会でも問題になつておりまするこの
○説明員(高田浩運君) 社会保險協会という外郭団体に健康保險の病院等を経営をいたさしておりますが、その同じ団体にやらせるということであります。
それから社会保險協会経営の仲原診療所という診療所を視察をいたして来ました。屋形原病院は非常に古い建設でありまして、これはたしか大正十四年頃の建設であつたかと思います。現在二百三病床しかないのでありますが、非常に古くて、もう改造しなければならんような域に達しておるような病院であります。